さとうしょう プロフィール
劇作家・脚本家・演出家
大阪芸術大学短期大学部 教授
1983年人間国宝歌舞伎俳優七代目尾上梅幸丈監修の下、女歌舞伎 「劇団 尚」(げきだんしょう) を旗揚げ。
歌舞伎所作、立ち廻り、舞台装置、衣裳、かつら 等を学び、女性が演じるためにアレンジされた戯曲を創作。
選考文学で学んだシェークスピア、泉鏡花をベースに、女性特有の鋭い感性を活かしたきめ細やかな脚本と気品を保つ
大胆な演出が、当時女猿之助(現猿翁)と評判を得て、朝日新聞 「人」コーナーで紹介されマスコミの話題となる。
尊敬する三代目市川猿之助丈(現猿翁)の助言に従い現代劇、時代劇等、分野を問わず各種商業舞台にも進出、歌舞伎手法を
用いた、ビジュアルで華麗な演出と、クオリティー高い脚本で”良質な娯楽作品”にこだわり女性観客層から強力な支持を得る。
女性の観点から描かれた時代劇、時空ファンタジーなどミステリアスロマン、ラブコメディー等を中心とした特徴ある話題作が多い。
<主な活動>
◇文化庁公共文化施設協議会会館自主事業にて女歌舞伎公演全国巡演。
◇民話の発掘:地域に古くから伝わる民話を発掘、戯曲化し地域参加の公演に協力。
青森県芸術文化祭では三沢市文化協会の依頼にて市民参加作品「小川原湖物語」が上演された。
◇シェークスピア戯曲を歌舞伎バージョンにアレンジ。商業舞台にもその手法を活かし好評。
◇エッセイ・対談等:教育家庭新聞。サンケイスポー。、エネルギー誌。音楽誌。他
自民党「りぶる」。関東弁護士連合会などの機関誌に寄稿。その他、日本子守唄協会構成演出等。
◇生演奏と歌舞伎をコラボレーションしたビジュアル舞台。舞踊朗読劇等。
◇ボランティア活動 :災害被災地、障害者施設、高齢者福祉施設、女性支援活動等でのイベント巡演。
<主な文化事業舞台作品 1988~1999>
和暦 | 西暦 | 作品 | 公演地 | 劇場 | 主催 |
昭和63年 | 1988 | 保名と葛葉 | 東京 | 銀座小劇場 | |
平成元年 | 1989 | 一の姫 | 東京 | 博品館劇場 | |
平成2年 | 1990 | 仇名草吹雪巷談 | 神奈川 | 横須賀市民ホール | 風雪流れ旅 |
平成2年 | 1990 | 天守物語 | TV | フジテレビ | 冗談画報 |
平成2年 | 1990 | 阿国・山三 | 愛媛 | 内子座・松山市民ホール | 南海放送・NTT |
平成4年 | 1992 | 七夜姫 | 東京 | 博品館劇場 | 劇団10周年。学生援護会 |
平成4年 | 1992 | 七夜姫 | 新潟・宮崎 | 新潟市・長岡市・宮崎市 | 公共文化自主事業 |
平成5年 | 1993 | お染・半九郎 | 東京・京都 | 博品館・京都産業会館 | 全国勤労青少年協議会 |
平成6年 | 1994 | 桜童子 | 東京 | 博品館劇場 | |
平成8年 | 1996 | 十六夜心中 | 東京 | 博品館・町田・清瀬 | 演劇鑑賞会 |
平成8年 | 1996 | 十六夜心中 | 神奈川・栃木 | 海老名・小山市 | 公共文化自主事業 |
平成8年 | 1996 | 十六夜心中 | 岩手 | 北上市ホール | 公共文化自主事業 |
平成8年 | 1996 | 十六夜心中 | 愛媛 | 内子座・松山市民ホール | 南海放送・NTT |
平成8年 | 1996 | 十六夜心中 | 島根 | 隠岐島文化センター | 公共文化自主事業 |
平成9年 | 1997 | 緋恋 | 東京 | 博品館劇場 | |
平成9年 | 1997 | 十六夜心中 | 埼玉 | 鴻巣市文化センター | 公共文化自主事業 |
平成9年 | 1997 | 十六夜心中 | 福島 | 大熊町文化センター | 東京電力文化事業 |
平成10年 | 1998 | 十六夜心中 | 北海道 | 湧別・女満別・釧路 | 北海道演劇文化事業 |
平成10年 | 1998 | 十六夜心中 | 北海道 | 虻田町洞爺湖・江差・静内 | 北海道演劇文化事業 |
平成10年 | 1998 | 十六夜心中 | 宮城 | 石巻市民ホール | 公共文化自主事業 |
平成10年 | 1998 | 緋恋 | 愛媛 | 内子座・松山市民ホール | 南海放送・NTT |
平成10年 | 1998 | 緋恋 | 石川 | 金沢ホール | 北國新聞社 |
平成11年 | 1999 | 緋恋 | 北海道 | 標津町・池田町・江別 | 北海道演劇文化事業 |
平成11年 | 1999 | 緋恋 | 埼玉 | 鴻巣市文化センター | 公共文化自主事業 |
平成11年 | 1999 | 緋恋 | 静岡 | 森町・藤枝市 | 公共文化自主事業 |
2000年以降、商業舞台
<主な商業舞台作品>
和暦 | 西暦 | 実施月 | 作品名 | 適用 | 出演者 | 劇場 | 備考 |
平成5年 | 1993 | 11 | 小川原湖物語 | 作・演出 | 三沢市文化協会 | 三沢市文化協会 | 青森県芸術文化祭 |
平成9年 | 1997 | 4 | 一心太助 | 脚本 | 中村美津子 | 新歌舞伎座 | |
平成12年 | 2000 | 6 | あばれ芸者 | 脚本 | 川中美幸 | 新歌舞伎座 | 03年7月明治座再演 |
7 | 江戸を斬る | 脚本 | 西郷輝彦 | 明治座 | 02年7月南座再演・巡業 | ||
平成12年 | 新版・雪之丞変化 | 脚本 | 松井誠/京唄子 | 新歌舞伎座 | |||
平成13 | 2001 | 11 | なにわ繁盛記 | 脚本・演出 | 大月みやこ | 新宿コマ劇場 | |
12 | 京の灯、おけら灯、春呼ぶ灯 | 作 | 田川寿美/宮川大助・花子 | 新歌舞伎座 | |||
平成14年 | 2002 | 1 | 花の女棟梁 | 作 | 川中美幸 | 新歌舞伎座 | |
11 | 夫の代わりはおまへんで | 作 | 宮川大助・花子/大花劇団 | 吉本興業 巡業 | |||
平成15年 | 2003 | 1 | 細うで繁盛記 | 脚本 | 川中美幸 | 新歌舞伎座 | |
4 | 春夏秋冬ふられ節 | 作 | 八代亜紀 | 新歌舞伎座 | |||
7 | 夫婦漫才 | 脚本・演出 | 大月みやこ | 新宿コマ劇場 | |||
7 | あばれ芸者 | 脚本 | 川中美幸 | 明治座 | |||
平成16年 | 2004 | 11 | 十六夜心中 | 脚本・演出 | 大月みやこ | 新宿コマ劇場 | |
12 | だんじり文吉 | 脚本 | 田川寿美 | 新歌舞伎座 | |||
平成17年 | 2005 | 6 | 五辨の椿 | 脚本 | 菊川怜 | 明治座 | |
8 | 祇園まつり | 作・演出 | 大月みやこ | 新宿コマ劇場 | |||
平成18年 | 2006 | 3 | 情けは殿のためならず | 作 | 細川たかし | 新歌舞伎座 | |
平成19年 | 2007 | 1 | 夢のまた夢 | 作・演出 | 小野寺昭 | 博品館劇場 | |
3 | 大相撲 女将さん奮闘記 | 作・演出 | 神野美伽/赤井英和 | 新歌舞伎座 | |||
3 | 神野美伽 オンステージ | 構成・演出 | 神野美伽/京唄子 | 新歌舞伎座 | |||
11 | 姉妹坂 | 作・演出 | 芝居工房 橙 | フォンテーヌ劇場 | |||
12 | 道成寺伝説 | 作・構成演出 | 横内正 | JA・ディナーショー | |||
平成20年 | 2008 | 3 | 弁天小僧 | 作・演出 | 天童よしみ | 新歌舞伎座 | |
9 | 緋牡丹お竜 | 脚本・演出 | 川中美幸 | 新歌舞伎座 | |||
12 | およどんお玉と熊楠博士 | 作・演出 | 神野美伽/赤井英和 | 新歌舞伎座 | |||
平成21年 | 2009 | 3 | 恋はいたずら | 脚本・演出 | 藤あや子/坂本冬美 | 新歌舞伎座 | |
11 | 花の吉原百人斬り | 脚本・演出 | 劇団 若獅子 | 浅草公会堂 他巡業 | 秋田康楽館/前沢市 | ||
平成23年 | 2011 | 1 | 恋はいたずら | 脚本・演出 | 藤あや子/坂本冬美 | 博多座 | |
6 | から騒ぎの森 | 脚本・演出 | 坂本冬美/藤あや子 | 新歌舞伎座 | |||
平成24年 | 2012 | 9 | 夜回り先生 | 脚本・演出 | 石橋正次/西崎みどり | 板橋区立文化会館 | 板橋区教育委員会後援 |
平成25年 | 2013 | 3 | 道成寺伝説~安珍 清姫出生の秘密~ | 脚本・構成・演出 | 小野寺昭 劇団尚 | ボランティアイベント施設巡演 | 被災地・障害者・高齢者 |
平成26年 | 2014 | 7 | マドンナ三花繚乱 | 脚本・構成・演出 | 吉沢京子/西崎緑/桑江知子 | スクエア荏原 ひらつかホール | 品川区文化復興財団/スポーツニッポン新聞 |
10 | 紅葉山・緋恋 | 脚本・構成・演出 | 小野寺昭/西崎緑 劇団尚 | 共働学舎 | ボランティア公演 | ||
平成27年 | 2015 | 6 | グスタフによろしく “15 | 作・演出 | 小野寺昭/西崎緑/桑江知子 | 保谷こもれびホール | 西東京市高齢者福祉 支援企画 |
平成28年 | 2016 | 3 | 夢の国のちびっこバク | 脚本・演出 | 大阪芸短大 卒業公演⑧ | 大阪シアターBRAVA! | 原作・高円宮妃久子殿下 |
9 | 道成寺伝説~満開の桜の森~ | 脚本・演出 | 小野寺昭/大竹一重 | 江戸東京博物館 | 和を繋ぐ…日本のお芝居 | ||
11 | 八重垣姫 | 脚本・構成・演出 | 西崎緑 | 共働学舎 | ボランティア公演 | ||
平成29年 | 2017 | 1 | ロミオとジュリエット | 脚本・演出 | オーディション公演 | スタジオアプロース | TYPES |
2 | 月の船 | 脚本・演出 | 大阪芸短大 卒業公演⑨ | みつなかホール | 大阪芸大卒公2009より | ||
3 | から騒ぎ | 台本・演出 | 大竹一重 | 座・高円寺2 | kazuma PRO | ||
7 | 時代劇・十二夜「恋はいたずら」 | 脚本・演出 | 小野寺昭/倉石功/西崎緑 | 座・高円寺2 | kazuma PRO | ||
11 | 道成寺<桜の森にはだぁ~れもいない> | 脚本・演出 | 加納竜/西崎緑/大竹一重 | 座・高円寺2 | あ・うん♡ぐるーぷ | ||
平成30年 | 2018 | 2 | 夢の国のちびっこバク | 脚本・演出 | 大阪芸短大 卒業公演⑩ | みつなかホール | 原作・高円宮妃久子殿下 |
8 | 侍三銃士 | 脚本・演出 | 加納竜/西崎緑 | 銀座・博品館劇場 | あ・うん♡ぐるーぷ | ||
平成31年 | 2019 | 2 | サムライ三銃士 | 脚本・演出 | 大阪芸短大 卒業公演⑪ | みつなかホール | 大阪芸大卒公2009より |
令和元年 | 2019 | 5 | ~永遠の愛~「阿国・山三」 | 脚本・演出 | 伊吹吾郎/西崎緑/野村祐希 | 銀座・博品館劇場 | あ・うん♡ぐるーぷ |
令和2年 | 2020 | 5 | 梅川・忠兵衛 | 脚本・演出 | 大竹一重/室龍規 | 銀座・博品館劇場 | あ・うん♡ぐるーぷ |